[語言精進] 日本年度新鮮事100選 第二話

明るいニュース?暗いニュース?2020年東京オリンピックに賛否両論

  2013年9月、東京が2020年オリンピックの開催地に決まった。出口の見えない長い不景気や2011年の東日本大震災など、暗いニュースが多かった日本にとって、久々明るいニュースであり。マスコミはこのニュースを大々的に報道した。このニュース関係で一躍有名人になった人がいる。フリーアナウンサーの滝川クリステルである。フランス人の父親と日本人の母親の間のハーフである滝川クリステルは、この二ヶ月前に、スイスで行われた最終プレゼンテーションにおいてフランス語のスピーチをし、日本人の「おもてなし」精神を強調した。単語を一息に読まず、「お・も・て・な・し」と一字一字区切る、彼女の読み方は印象的で非常に話題になり。この語は2013年の新語、流行語大賞を受賞した。

  しかし、マスコミのお祭り騒ぎとは裏腹に、「今はオリンピックをやっている時ではない」という批判も少なくなかった。どうして東京でのオリンピック開催について賛否両論があるのだろうか。なぜ日本人の中に2020年の東京オリンピックに反対する人がいるのだろうか。それはオリンピック東京招致活動と2011年に起こった東日本大震災との間に密接な関係があるからである、

  東日本大震災の範囲が広く、東北地方を中心に、東京も含まれる、だから東京が開催地として立候補する前に、地震の被害が一番深刻だった東北の三県、宮城県、岩手県、福島県の知事が東京オリンピックの賛成の意を表する必要があった。つまり、日本はオリンピックによって、「震災の打撃から復活した日本」を世界に示そうとしたのである。オリンピック開催地に選ばれたということは、東北はともかく、少なくとも東京はすでに安全など、世界が認めたことを意味する。だが、本当にそうなのだろうか、周知のように東日本大震災の被害は東北に集中し、特に放射能の問題はとても解決したとは言えない。そのような時期に本当に「安全宣言」をして大丈夫なのかというのが第一の問題である。

  第二の問題は、オリンピックを開催するには莫大な費用がかかることだ。その予算をオリンピックのために使わず、東北の復興のために使うべきなのではないか。という意見の人も実際少なくない。東日本大震災の時、日本は世界中の国から助けてもらった。特に台湾からは200億円ものを寄付をもらった。一日も早く完全に震災の問題を解決することが、日本ができる恩返しだろう。

  2020年のオリンピックが日本復活の本当の象徴になることを願わずにはいられない。

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